改めて思う親のありがたみ

月曜火曜と、両親が我が家に。
名目は部屋の片づけ。


恥ずかしながら、私、片づけという物が昔から苦手。
そんな男が一人暮らしを始めたらどうなるか、
ということは言うまでもないでしょう。


「人の住む場所じゃないな」とおよそ2年ぶりに来た父に言われ、
返す言葉もない私。


「とにかく捨てる」をモットーに、
室内の物をどんどん捨てていく。
紙類、雑誌類はとにかく捨てる。
衣類も安い物はとにかく捨てる。
その他のものもとにかく捨てる。


二日がかりの格闘の末、
ゴミ袋12袋、
雑誌20束の山が完成。
そして、ビックリするほど広くなった部屋が蘇った。


終了後、私の大好きな焼鳥屋「石火矢」に両親を招く。
一日遅れの父の誕生日である。
前に来たときにも行っているので二度目だが、
ずいぶんマスターとの意気も合い、
喜んでくれていたようだ。


宿まで送りたかったが二度断られたので、
高円寺の駅で別れてタクシーに乗る。


まだ、自分には父の背中が小さく見えない。
しかし、父も母も、確かに歳を取ってきてしまっている。


小さく見える前に、自分を何とかしないといけない。
そう思うと、とてもしんみりしてしまう。
しんみりしている場合ではない、はずなのだが。


仕事を一本片づけたかったので帰宅後、
酔い覚ましに缶コーラをあおりながら仕事をする。
しかし限界。前夜の3時間睡眠に酒が祟ったようだ。
24時に就寝。


起きたら14時。ここまで寝ていたのは初めてかもしれない。