ちょっと以前のことだが

カウンターで10席程度の吉野家で食事。
注文を済ませたところ、ちょっと離れた席で親子連れ(子は中学生ぐらい?)の
母親が電話をしている。
別に携帯禁止ではないのでそれはいいのだが…


どう聞いても電話の内容が「ケンカ」。
しかもその相手は、入院中と思われる義理のお母さんのようだ。
どうやらかなりのペースで見舞いやお世話をしているにもかかわらず
向こうが「何で来ないのか」みたいなことを言って切れたらしい。
「何?たまの息抜きとかしちゃあかんの?」
「あたしはアンタの奴隷なのか?」
「実家に帰らせて頂きます」
など、まあ聞くに堪えない内容。
どうやら無事におさまって電話を切ったようだが、
その後の息子との会話からハッタリということがうかがえた。


家の事情は様々だし、これに関してどっちが悪いとは思わない。
しかし、そんな聞き苦しい応酬を近くで聞かせられている
店員や他の客にはたまったもんじゃない。
このときはホントに、メシの味を感じられなかった。


今でも「外で電話しやがれ」と言わなかったことを後悔している。