「どっちが正しい」ではない
あるテレビ局のアナウンサーがとんでもない失言を放ったと
ネット上で大騒ぎになっている。
しかし、「彼女がそう言っていた放送を見ていた」というものは
私には見あたらなかった。
逆に「そのような発言はあったが別の女性記者では」というものがあった。
マスメディア系以外のネットニュースでは、このことは全然聞かれない。
以前、サッカーW杯を取り上げた番組や、あるコンビ芸人のラジオで番組で
実際には言われていなかった発言がなぜかネット上で事実として流布したことがあった。
これでも根拠がないインターネットの発言を信用できるのか。
マスメディアなんかよりインターネットの方がましだといえるのか。
大事なのは「どちらが正しい」ではなく、「信憑性を確かめる」ことだろう。
それはどんな媒体だろうと変わらない。
もっと冷静になって情報に接しよう。こういうときだからこそ。