傘がない

雨の中、病院へ。
診察後、向かいの薬局でお薬をいただく。


薬局から出て傘立てを見たら、私の傘がない。
入っているのは、色合いは同じだが大きさが小さく、
持ち手の柄がはげているのが一本。
この時点で、私以外の唯一の客は傘を持ったまま入店。


そしてこの傘は、病院の傘立てでも見た。
その時の所有者と同じ人が自分より先に薬局にいたのも確か。


…ああ、間違えて持って行かれたな。
しょうがない。この傘を使おう。


…小さいなぁ。服の袖口、ずぶぬれだよ…